
あじみか
直感を信じた学部選択
更新日:2021年8月1日
こんにちは!
わせけん2年の西村味佳です。名前の漢字に"味"に由来して"あじみか"と呼ばれてます。
現在設計課題提出前ということでかなり追い詰められております(遠い目)
さてさて、本日まで受験をテーマにブログをお送りしてきたわけですが、私で受験に関する内容は最後です。AO、一般、指定校、、、、あと1つ。
そうです。内部進学です。
わせけんには内部進学の子も割といるんですよ。今回は主に内部進学の方向けですが、そうじゃない方もへぇーって読んでくださるとうれしいです。
私は埼玉県本庄市にある早稲田の附属高校、早稲田大学本庄高等学院 通称、早本(そうほん)出身です。
少し紹介すると、早本は大久保山っていう丘隆地帯にあって、校地面積は東京ディズニーランドの約1.5倍あるらしいです。広。帰り道に野うさぎとかイタチに遭遇したりします。あと蚊の威力が強い。制服はなく、HRは週1回で、朝礼も掃除もないので大学みたいに授業受けて部活行って帰るみたいな生活でした。私は新幹線で2時間かけて通っていたので、おかげさまで東京駅の乗り換えはプロフェッショナルになりました。私はお見せできる絵とかスケジュール帳とかないので早本の風景をお裾分けします()

附属校なので、日々の学業をちゃんとこなせていれば、必然的に早稲田大学に進学することは決定していました。なので、我々にとっては学部選択がとても重要となります。
建築学科はそもそも理系選択者が少ないことや、大変だと先輩方から噂で流れてくることもあり、定員は毎年割っていました。そんな中なぜ、建築学科を進学先として選んだのか。
それは直感です。
そんな私がわせけんを意識し始めたのは高1のとき。第1志望に決めたのは3年の夏でした。
まだ1年生で何も分からなかった頃、ふと学部一覧とその概要を見ました。そのときに目に止まったのが"建築学科"という文字でした。なぜがその4文字に惹かれている自分がいました。小さい頃から工作とかが好きだったからでしょうか。
建築学科に進学する可能性を捨てたくなくて、とりあえず理系に進みました。
そして高3の夏。本格的に進学先について検討しました。そこでやっぱり気になったのは建築学科でした。ここで当時の懸念点をご紹介します。
これらの懸念点は実際どうだったかについて最後に書くので気になる人だけ読んでください。
①絵描けない建築知らない問題
恥ずかしながら、私は絵を全然描いていませんでした。建築を知りませんでした。建築学科だよ?絵描けなきゃ生きていけなさそう...このイメージはかなり強かったです。
②わせけん忙しい問題
先ほども書きましたが、早本の中でも建築学科は忙しいで有名で、それで諦める子も少なくはありませんでした。私は大学ではサークル活動なども両立したいと考えていたので、どのような大学生活を過ごしたいかいろいろと天秤にかけていました。
③理系ついていけるか問題
そもそも私は理系に進学するとまっっったく思っていませんでした。なぜなら、理系科目がとても苦手だったからです。私は高校受験ガチ勢だった訳ですが、数学がまあできませんでした。20点とか30点とか当たり前でした。いや、さすがに低すぎ。
これらをどう解決したか、それはリサーチです。具体的な手段としては、先輩に聞く、シラバスを見る、研究室を調べるなどです。
特に、内部生はしっかり先輩の繋がりを駆使しましょう!私は、悩んだとき建築学科に進学した先輩に図々しくも繋げてもらって話を聞いていただいたりしました。そこで、いろんな不安が解消されましたし、建築学科の魅力を知りました。先輩に聞くのはおこがましいと思ってしまうかもしれませんが、迷惑だと思わず、使えるものは使いましょう。内部生の特権です。
シラバスや研究室はその学部・学科がどういうことを学ぶ場所であるのか具体的に分かります。ですが、パンフレットやネットに書いてある情報には限界があるので直接学生や教授に話を聞くのが1番だと思います。
ここまでつらつら書いてきましたが、何が言いたいかというと
自分で直感を頼りに行動してみるということ。ここで大事なのは行動に移すということ。
自分の直感が正しいかどうか確かめること。
高1のときからなんだかんだここまで経ちましたが、あの時の自分の直感を信じてよかったと思っています。振り返れば私は人生かなり直観を信じて生きてきたなと思います。部活やサークルもわりと直感を頼りに入ったことが多いです。この『だけど/だから展』のスタッフも直観でやってみようかなと思ってました。
正直、先輩から話は聞いても価値観は異なるので、現実は違ったりします。建築学科に入ったからといって、必ず建築家にならなければいけないわけじゃありません。疲れたら休んだっていいと思います。人生の一過程だと思って深く考えすぎずに学部選択してみてください。
最後に、
わせけんはたしかに想像以上に忙しい時期もあります。けれど、それ以上に得るものがあると思います。それは建築に関する知識や表現方法等の技術に限らず、非常に個性溢れる多才な同級生との出会いもです。あと、”内部生だから”いろいろと不安な気持ちはあるかもしれません。これは建築学科に限らず言えることですが、内部生だからって縮こまる必要はありません。内部生だからこそ持っているスキルもあります。
あとは、高校生活最後まで楽しんでください!高校生だからできることたくさんあります。高校生ってだけで大人は興味を持ってくれたりします。映画館とか某テーマパークも安いしね()
同級生や先輩後輩ともたくさん思い出つくってください。今でも早本生に会うとどこか心が落ち着きます。ぜひ今の人間関係は大切にしてください。
さて、今回まで受験について書きていきましたが次回からは違うテーマです!
来週末に更新する予定ですのでお楽しみに☺
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建築学科に進んで実際感じたこと
※あくまで個人の意見です。
①たしかに、絵は描けるに越したことはありません。ですが必ず描けなければいけないことはありません。私は今でも絵は苦手(描くこと自体は全然嫌いじゃないです)。圧倒的練習不足。その代わりに他の表現の方法を模索します。その過程で自分の強みを発見したりすることができたりもします。それに、私は建築学科に入ってから美術館行くのが好きになったり、建築に感覚的な面白さを見出しています。まずは、やってみたいという気持ちを大切にしてみてください。
②私は現在建築学科の中ではサークルを頑張っている方だと思います。バイトは長期休みに短期で入ることが多いです。人それぞれキャパが違うので一概にこうとは言えませんが、少なくともできないことは全くないので、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。このあたりの話は次回の私のブログで書こうと思っているので気になる方はぜひ。
③私は建築学科の可能性を捨てたくないがために理系の道に突っ込みました。かなり苦戦はしましたし成績もよい訳ではなかったけれど、個別塾に通ったりして、なんとか乗り越えることができました。だから、大学でも頑張ろうと決意できました。内部の学力はどうしても一般生などには劣ってしまいますが、授業自体は"普通に取り組んでいれば"単位は来ますので安心してください!!(早本生は微積と線形代数は覚えておいて!楽になるよ!!)
あじみか