
ジェヒョン
寂しさを乗り越える楽しさ
こんにちは!わせけん唯一の韓国人、ゴンジェヒョンです!
前回は私の高校生活とAO入試について書かせていただきました:)
今回は大学生の特権である「夏休み」の過ごし方について書いていきます。
まず、大学生の夏休みは高校までと違ってすごく長いです。なんと2ヶ月ほどあります!
実際に今年の夏休みは、7/22から9/20までです。
(夏休み中に締め切りがある課題もあるので気楽に休めるのは8月からです笑)
さて、この長い夏休みをどのように過ごしているの私の個人的な過ごし方について紹介していきます。
私の夏休みは「とりあえず楽しく生きる」ということを大事にしています。
一見、学校生活が忙しいから夏休みは楽しく過ごす!と思うように見えるかもしれませんが、
私が楽しさを大切にする理由は少し異なります。
なぜなら、留学生である私にとって「楽しさ」は、「寂しさ」を感じないための「楽しさ」だからです。
「留学」を通じて得るものはとても多いですが、その分失うものもたくさんあります。
母国で生活していると当たり前な家族との時間、同じ言語・文化を基に生活している友達との時間など、
毎日の些細な幸せを少し失ってしまいます。電話、ラインなどですぐに繋がる時代だから大丈夫でしょうと
考える人が多いかもしれないですが、5年という時間の空白は割と大きいです。:-)
そういった状況の中、特にコロナ禍での留学生活は簡単に帰国できないのでより寂しさを感じやすいものです。
2時間あれば韓国に着くのに自粛期間が4週間もある。(日本で2週間、韓国で2週間)
そこで、私は楽しく生きることで日本での夏休みを満喫すると決めたのです。
楽しく生きる方法を以下の三つでまとめてみました。
1. 旅行する
2. 人に会う
3. 趣味を持つ
1. 旅行する
行きたいところに行きます!笑 夏休みが始まって約2週間が経ったのですが、
既に富津岬にある明治百年記念塔、成田山、一宮海岸、京都へ行ってきました。
(私、実は家が大好きな人間なので頑張っています笑笑)
行く時は必ず建築を調べるようにしています。
建築学科に入るとたくさん建築を見なさいと言われるのでその影響もあると思いますが、
私自身建築が好きになって建築学科に来ているので行きます!
特に、今回訪れた明治百年記念塔は大好きな建築になったので皆さんにも紹介します!


明治百年記念塔 〒293-0023 千葉県富津市富津2280
すごいですよね??!!???(°_°)
このコンクリートと夕日、海の調和に感動して少し泣いてしまいました。
たくさん建築を見にいくと、こういう素敵な建築を創れるようになりたいと考えるようになるので
高校生の方にもぜひお勧めします!
たくさん行くと、大好きな建築に会うという素敵な経験ができると断言できます!!
(前回述べたように、私は修学旅行で進路を変える建築に出会いました!)
また、建築を調べて見るという行為は、自分を見直すきっかけになります。
名建築を見た時にどこがすごいのかわからない、いくつか訪れた建物の建築家が同じだったのに知らなかった、
簡単な言葉でしか建築での感動を伝えられない、建築に含まれている時代背景を知らないなど
⇧こういった建築での体験によって自分の足りないところに気づき、⇧
👇自主的に勉強するようになります。👇
名建築のどこがすごいのか知識をつける、その建築家が社会に果たした役割を検索する、
具体的な言葉で建築での体験を表現できるようにする、建築史を勉強するなど
そのうち、建築を楽しむようになり、好きになるに違いないです!
2. 人に会う
私はわせけんの中でもたくさんバイトをしている方です。
全部で5つのバイト(塾講師、家庭教師、韓国語の先生、建築インターン、パン屋さん)をしており、
ここに夏休みの時間を費やしています!(ちなみに私は、学校がある時もバイトを続けています。)
なぜこんなにたくさんバイトをしているかというと、色んな人に会うためです。
(暇な時間が嫌で忙しく過ごそうとする性格の影響もあります。。)
塾や家庭教師で学業に励む生徒さんに勉強に関するアドバイスをしたり、
韓国語を社会人に教えながら言語を楽しく勉強する方法を伝えたり、
建築系の会社でインターンをしながら建築プログラムのテキストを編集したり、
パン屋さんでパンを作りながら建築以外の話をしたり、
役割は異なっても、常に誰かの幸せを願いながらアルバイトに取り組んでいます😊
そういった生活の中でたまに感謝の言葉をいただいた時はとても嬉しいです。
それだけでなく、日本での生活をもっと頑張っていこうと勇気づけられるので続けています。
アルバイトはお金を稼ぐためでもありますが、知識を伝えたり身につけたりする時間として使うことも
できると考えています。加えて、学校以外の人との関係を築く貴重な時間なのでぜひ大学生になったら
活用してみてください!
(建築学科はとても忙しいですが、その中でスケジュール管理をしていけば楽しく過ごせます!)
アルバイトだけでなく、お友達との時間も大切にしてください。
私はこのブログが投稿される日に高校の友達に会いに静岡へ行きます。
今は皆違う大学に通っているのですが、会うと高校生に戻ったような感覚になります。
高校の友達は、付き合いが長いので気軽く悩みを相談できる相手でもあります。
そういった自分を理解してくれる友達との時間も、大学生の夏休みの楽しみの一つです!!
3. 趣味を持つ
先ほど述べた建築巡りをする際は、動画を撮っています。その動画を編集することが私の趣味です!
動画編集は建築学科とは全く関係のないことですが、課題を生かすことができました。
実際に、このA展の作品が生まれた授業である「設計演習A」において役立ったのです。
昨年度はコロナウイルスによる影響で、作品提出の形式に動画での提出があったからです。
また、この設計演習Aの続きである設計演習Bにおいても趣味を課題に活用しました。
実際に、作品として動画を提出したのです。


設計演習B 5 「スケッチフック」
設計演習はわけのわからない課題文が出されるのですが、作品に関しては割と自由な授業なので
本当に楽しく受講できると思います。
みんなの作品を見られるということもこの授業の魅力です!
現在のわせけん2年生が、今年度の設計演習B・Cで制作した作品を載せている
設計演習BCのサイトです。是非チェックしてみてください!!
→→→https://sekkeienshubc2021.wordpress.com ←←←
つまり、趣味が課題に役立つ場合もあるということなのでぜひ好きなことに打ちこんでみてください。
わせけんの中には個性豊かな趣味を持っている人が多く、そういったアイデンティティは必ず課題にも現れます。
例え、その趣味が課題に役立たない場合であっても、趣味は課題で疲れた日々のリフレッシュになります!
自分が持っている趣味を大切にしながら、日々楽しく生きてください。
人と違うものであっても構いません!
自分が好きなことに自信を持って生きる時に、人は輝くのだと考えています!!
以上の三つが私が日本で楽しく生きる方法です。
このお陰で私は休み中に韓国に帰らなくても楽しく過ごすことができています。
1年半以上家族に会っていないのですが、親は私が送る大学生ライフや旅行の写真を見て、
一人っ子の娘が日本で楽しく過ごしているんだね、もっと楽しめ!と私を励ましてくれます。✨
それでは私の夏休みの過ごし方はここまでとなります。
長い文読んでくださり、本当にありがとうございます。
ジェヒョン