
しゅんと
とことんこだわる
こんにちは!わせけん2年の山中俊人です!
今回のA展では広報を総括しています。
昨日に引き続き、テーマは課題です。
僕からは「どんな課題をやってるの??」ということを書いていこうと思います。
早稲田建築には特徴的な授業が2つあります。
建築表現 と 設計演習 です。
まずは建築表現について説明します。
1年では建築表現Ⅰ・Ⅱを履修し、2年では建築表現Ⅲを履修します。
有名建築の図面のトレースをしたり、模型を作ったり、デッサンをしたりします。
初めはA3の製図から始まるのですが、1年後期にはA1の製図をいくつもやらないといけないので、すごく大変です😓
ですが、2年の前期にもなれば、知らず知らずのうちに図面を読み取る力、表現する力はついています!
2年後期からは建築表現はなくなり、設計製図という授業が始まります。
一方で、設計演習は、簡単に言うとデザイン系の演習授業です。
1年後期の設計演習Aでは、製図や模型のような「建築っぽい」課題からは一旦外れて、芸術・都市・考現学・構造といった多角的な視点から、作品を作っていきます。
今回の「だけど/だから展」は、まさにこの設計演習Aで制作した作品の展示会です!
実はこの設計演習、設計演習B・C・D・E・F・Gとこの先も用意されています。自分が何を学びたいかによって取る・取らないは変わってくるのですが、わせけんの特徴的な授業の1つです。
ちなみに、2年では、設計演習B・Cが開かれ、毎週の課題に対して、平面作品や立体作品、そしてたまに映像作品を制作していきます。
現在のわせけん3年生が、昨年度の設計演習B・Cで制作した課題を展示する設計演習BC展「/展」も、8/3〜8/5に開催される予定ですので、是非チェックしてみてください!!
→→→ https://www.qand2020.com ←←←
さてさて、前置きが長くなりましたが、これらの授業で出される課題は、これまでの高校などで出されていたような宿題とは性質が異なります。
「〇〇ページまで終わらせよう」というようなキリをつけることがなかなか難しく、クオリティを突き詰めようとすればするほど、時間がかかってしまいます。
その結果、時間の許す限り作業ができてしまうので、提出締め切りギリギリになってしまいがちです、、、
僕の場合、夏休みや冬休みの課題も、なるべく早くから取り掛かってはいたものの、完成はギリギリになっていました。
ギリギリになってくると、焦りも出始めますが、やっぱり提出し終わった後はとても達成感があります!
ちなみに、下の写真は1年のときの階段デッサンの写真です。本来は即日課題らしいのですが、オンライン授業ということもあってか、1週間かけて大丈夫なものでした。僕は、サッサッとデッサンをするのが苦手だったので、じっくりと観察して丁寧に時間をかけて描いていきました。

4日かけた階段デッサン
この他にも、冬休みには、「コエタロ」というアルヴァ・アアルトが設計した建築の模型課題(建築表現にて)と、新しい塗り絵本を制作する課題(設計演習にて)が出ていましたが、塗り絵本課題の方に力を入れすぎてしまったため、模型課題にはなかなか時間を割けませんでした。
それでも、なんだかんだで、満足いくものにならなかったとしても、作品を完成させています!
1年生は、理工学部の基礎科目として、数学や物理・化学・実験等々もありましたが、なんとかうまくやってました!
はじめのうちは慣れないかもしれませんが、次第に慣れていきます。土日も課題に没頭したりと、確かに苦しい時もありますが、僕はなにかをつくることが好きなので、完成した作品を見ると嬉しい気持ちになります!😊
周りの人たちもかなりクオリティの高い作品を作ってきたり、自分では思い付かないような考えを持っていたりするので、とても良い刺激になっています。ものづくりや絵を描くことが好きな人は、楽しい生活を送れることでしょう!
しゅんと